2014年09月23日
父と行く初秋の鳳凰三山
今回は、私ではなくT君がお父さんと登った記事です*
東京に単身赴任し、健康づくりにと山登りを始めた父.
元来歩くことが大嫌いだった父と、この歳になって南アルプスを登るなんて思いもよらなかった.
東京に単身赴任し、健康づくりにと山登りを始めた父.
元来歩くことが大嫌いだった父と、この歳になって南アルプスを登るなんて思いもよらなかった.
9月12日 PM22:00
名古屋で落ち合い仮眠を取り、登山口となる御座石鉱泉へ夜中の中央高速を280km疾走します.
9月13日 AM7:00
鳳凰小屋を目指して登山口出発.この日天気がよければテン場に荷物をデポし、オベリスクまでという計画です.
南アルプスって初めて来たけど、森が深いなあ.山全体が瑞々しく、優しい雰囲気があります.
あちこちにたくさんの種類のきのこ
!!!!!??
『きのこは落雷によってよく生える』と父に教わる.強い電流の衝撃を受けた菌糸は、子孫を残す本能で活発に生育しようとするそうです.事実、きのこが多く生え茂る周りには落雷を受けたと思われる木がいくつか確認できました。
途中の燕頭山まではひたすら急登の御座石コース.どんどん標高を上げていきます.
3時間半で燕頭山.
コースタイムからは遅れています.下ってくる人に、「今日はテン泊賑わってるよ」と教えてもらう.三連休ということで、テン場の埋まり具合が気になり、ここからは2人分かれて僕はペースを上げて進むことにします.
ここからは気持ちのよいフラットな道も出てきます.
今日は体調が良い.駆け抜けたい気持ちを抑えきれず、一人山の中を走り出します.自分の呼吸と足音のリズムが心地良い. マラソンは嫌いだけど本能のままに走るのは気持ちが良い.
11:45 鳳凰小屋到着.
多くの人は僕たちとは反対の夜叉神コースから登ってきていたのでこの激混みっぷりには驚きました.小屋の主人の的確な細かい指示のもと、ステラリッジ2をなんとか張ることができました.良かった.スタイカだったら厳しかったかもしれないな.なんでも、この日は30人くらいの人がテン泊断念せざるを得なかったようです.みんな山、好きですねー!
父も遅れて無事到着.
ガスガスの天気で今にも降り出しそうです.二人の疲労度と「明日は晴れるよ」と小屋のご主人の言葉に、この日のアタックはあっさりパス. 担いできたYEBISUで乾杯です.
雲と青空のせめぎ合い.明日は晴れることを祈って、PM6:30寝床につきます…
9月14日
AM4:00 地蔵岳へ向けて出発
今年の秋の足は早い.明け方の気温は3℃.霜が降りています.
今日は良い天気になりそうです.
振り返れば富士山.
地蔵岳のピーク、オベリスクが視界に入り、父のペースが俄然上がる.
還暦を過ぎた父だがまだまだ若い.
完全にオーバーペースと頭では分かっていてもこんな景色を目の当たりにしては足取りが早まるのは仕方ない.
早く頂上に立ちたいという気持ちとこの時間が終わってほしくないという気持ちで登っていく.
そして夜が明ける.
朝霧に浮かび上がる八ヶ岳
地蔵岳のお地蔵さん.
古くから子授け地蔵と崇められ、1体を背負って下山し、枕元に置いて子宝を祈願するという慣わしがあったという.
そして子が授かったら2体の地蔵を返すのだ.。。とまあ、こんな話を聞いていたので、朝日に照らされた地蔵を前に自分がいざここに立ってみると、何か不思議な力が湧いてくるような感覚?を受けないでもありませんでした.普段は絶対そんなの信じないのですが.
ここから観音岳に向かいます.
北岳を眺めながら一服ー.
この稜線歩きが最高に気持ち良かった!!振り返ればオベリスクの存在感.
時間があればここから往復2時間の薬師岳までと思っていましたが、オベリスクで時間を使いすぎてここでタイムアップ.帰りの新幹線もあるのでここで引き返すことに.鳳凰二山ということになりましたが、それでも充実感でいっぱいです.
薬師方面はガスがかかっていました.
PM16:00
そして無事下山.ダブルエイジで迎えた父との山登り.天気に恵まれたこともあり思い出深い登山になりました.
次は秋山.今年は例年よりも冠雪が早く、気温が低そうです.
名古屋で落ち合い仮眠を取り、登山口となる御座石鉱泉へ夜中の中央高速を280km疾走します.
9月13日 AM7:00
鳳凰小屋を目指して登山口出発.この日天気がよければテン場に荷物をデポし、オベリスクまでという計画です.
南アルプスって初めて来たけど、森が深いなあ.山全体が瑞々しく、優しい雰囲気があります.
あちこちにたくさんの種類のきのこ
!!!!!??
『きのこは落雷によってよく生える』と父に教わる.強い電流の衝撃を受けた菌糸は、子孫を残す本能で活発に生育しようとするそうです.事実、きのこが多く生え茂る周りには落雷を受けたと思われる木がいくつか確認できました。
途中の燕頭山まではひたすら急登の御座石コース.どんどん標高を上げていきます.
3時間半で燕頭山.
コースタイムからは遅れています.下ってくる人に、「今日はテン泊賑わってるよ」と教えてもらう.三連休ということで、テン場の埋まり具合が気になり、ここからは2人分かれて僕はペースを上げて進むことにします.
ここからは気持ちのよいフラットな道も出てきます.
今日は体調が良い.駆け抜けたい気持ちを抑えきれず、一人山の中を走り出します.自分の呼吸と足音のリズムが心地良い. マラソンは嫌いだけど本能のままに走るのは気持ちが良い.
11:45 鳳凰小屋到着.
多くの人は僕たちとは反対の夜叉神コースから登ってきていたのでこの激混みっぷりには驚きました.小屋の主人の的確な細かい指示のもと、ステラリッジ2をなんとか張ることができました.良かった.スタイカだったら厳しかったかもしれないな.なんでも、この日は30人くらいの人がテン泊断念せざるを得なかったようです.みんな山、好きですねー!
父も遅れて無事到着.
ガスガスの天気で今にも降り出しそうです.二人の疲労度と「明日は晴れるよ」と小屋のご主人の言葉に、この日のアタックはあっさりパス. 担いできたYEBISUで乾杯です.
雲と青空のせめぎ合い.明日は晴れることを祈って、PM6:30寝床につきます…
9月14日
AM4:00 地蔵岳へ向けて出発
今年の秋の足は早い.明け方の気温は3℃.霜が降りています.
今日は良い天気になりそうです.
振り返れば富士山.
地蔵岳のピーク、オベリスクが視界に入り、父のペースが俄然上がる.
還暦を過ぎた父だがまだまだ若い.
完全にオーバーペースと頭では分かっていてもこんな景色を目の当たりにしては足取りが早まるのは仕方ない.
早く頂上に立ちたいという気持ちとこの時間が終わってほしくないという気持ちで登っていく.
そして夜が明ける.
朝霧に浮かび上がる八ヶ岳
地蔵岳のお地蔵さん.
古くから子授け地蔵と崇められ、1体を背負って下山し、枕元に置いて子宝を祈願するという慣わしがあったという.
そして子が授かったら2体の地蔵を返すのだ.。。とまあ、こんな話を聞いていたので、朝日に照らされた地蔵を前に自分がいざここに立ってみると、何か不思議な力が湧いてくるような感覚?を受けないでもありませんでした.普段は絶対そんなの信じないのですが.
ここから観音岳に向かいます.
北岳を眺めながら一服ー.
この稜線歩きが最高に気持ち良かった!!振り返ればオベリスクの存在感.
時間があればここから往復2時間の薬師岳までと思っていましたが、オベリスクで時間を使いすぎてここでタイムアップ.帰りの新幹線もあるのでここで引き返すことに.鳳凰二山ということになりましたが、それでも充実感でいっぱいです.
薬師方面はガスがかかっていました.
PM16:00
そして無事下山.ダブルエイジで迎えた父との山登り.天気に恵まれたこともあり思い出深い登山になりました.
次は秋山.今年は例年よりも冠雪が早く、気温が低そうです.
Posted by Hutte at 14:49│Comments(0)
│キャンプ&HIKE
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