昨夜は、雨風強くテントがものすごい音を立てて
揺れていました。
でも、しっかりとペグで固定されたスタイカは
どんな暴風にも耐えてくれました。
ずっと愛用しているスタイカちゃん。
重さはありますが、
やっぱりいつも安心感があります☆(*´ー`*)
雪の上でのテント泊は2回目
防寒対策もしっかりとしたので、
寝ている時に寒さを感じることはありませんでした☆.。.:*・
嵐が過ぎ去り・・・静かな朝を迎えていました。
雲が切れていき…今日はいぃお天気になりそぅな予感です。
テント場
1日目は真っ白で何も見えなかったので
この景色が見えて感動でした
コーヒーを飲みながら
朝のいい時間を過ごしていました(´ー`)c□"
山荘へ行くと、
みんな支度をして出発し始めていました。
私たちも暖をとりつつ支度をしました☆
GW 残雪期の北アルプスの朝。
テントの中はぬくぬくでしたが、
外はやっぱり冷え込み、靴は中までひんやり。。
靴ひもまで凍っていました
履けるかなぁ…。
足の冷えが心配でした
昨日見えなかった燕岳が
今日はくっきりと見えます
往復1時間。
お天気も良くなるとのことだったので
この日の朝に燕岳ハイクを考えていました
早速、靴を履いてみましたが、
ウールのソックスを履いてカイロを貼っても
すでに足先は冷え…感覚が鈍くなっていました
いけそう?
大丈夫かなぁ。。。
心配が残りますが、燕岳へ行きたかった2人は
歩き始めました。
やっぱり足が冷えるね~~~(> <)
そぅ話しながらも…気持ちが先走って
前へ前へと進んでいきます。
…そして。
耐えきれないほどの足の冷たさ
意識して足指を動かしていましたが、
気づけば感覚はほぼなくなっていました。
ここでTくんのストップが入りました
私のことを心配して凍傷の危険性も考えて・・・
止めてくれました。
自分でもどこまで我慢していいのかわからず・・・
『いけそうな気がするんだけどね・・・』
でも寒さで足が痛くて、歩くのがだんだん辛くなっていました
山での判断は難しいですが、
あきらめる勇気も大切・・・*
ごめんね。
一緒に燕岳まで行きたかったぁ……
と私はしょんぼり
『でも燕山荘まで来れてテント泊もできて綺麗な景色も見れたし満足よね。』
そう言ってくれたTくんの優しさに、
ホッとして…少しずつ元気が出てきました☆.。.:*・
山に来る度いろんなことを教えてもらいます*
冷たく感覚のなくなった足を復活させるため
山荘で時間をかけて温めて・・☆.。.:*・
テントに戻ると・・・△”
ひゃぁ~~~☆(*≧∀≦*)
裏銀座方面のお空が雲ひとつなく
青と白のコントラストがすごく綺麗でした。
燕岳へ行けなかったことを忘れさせてくれるほどの
景色☆.。.:*・
2年前の秋に登った双六岳や、そのほか三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳、黒部五郎岳・・・
テント場からちょうど裏銀座が見えて、眺めが美しく感動でした
『うゎ~~~ぃ♪』
裏銀座を独り占めしちゃいました(*´ー`*)
1日目は景色を全く見ることができなかったので
こんなにも晴れてくれて、360度遠くまで見渡すことができて
大満足でした☆*
『もう1泊できたらなぁ・・・』
帰る日。いつも2人でそう話してます(´ー`)
名残惜しい気持ちをおさえながら
テントの中を片付け下山する準備をしました。
燕山荘の前にある石像(´ー`*)
一緒にパシャリ♪
このお顔でいろんな景色を見てきてるんですね・・・☆
Tくん、同じ顔してます(。・ω・。)笑
そして、下山前に山バッジを購入☆
燕岳のかわいいバッジを見つけました♪
ほかにもいろいろと欲しくなるものがたくさんありましたが
今回はバッジだけにしました^^
これでいくつめかなぁ…と今までのを並べてみました*
このバッジ一つ一つに思い出がたくさんつまってます☆.。.:*・
最後に2人で記念撮影♪
私たちの左奥には、左から槍ヶ岳、西鎌尾根、樅沢岳・・
2日目は本当に快晴でいい景色がいっぱい見れました。
10:00 燕山荘出発 下山開始です
また大きくて重いザックを背負い歩きます
でも、上りのときとはコンディションが全く違います(´ー`)
『よぉ~~~し☆』
気合を入れて・・・・
青空の下をてくてく・・・と下りていきます☆
遠くに見える白く美しい連峰は、白馬岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳・・・
こんなにたくさんの山々が見渡せるなんて、本当贅沢でした(´ー`)♪
ザクザク・・・ザクザク・・・
雪の状態が良くアイゼンで歩くのがとても気持ちいぃ・・・☆^^
周りの景色たちに癒されながら・・・・
11:35 合戦小屋 到着。
行きよりもとても早く感じました☆
ここで少しアクシデント。
上りできつかった合戦小屋を越えてすぐの急登。
Tくんは尻すべりをして木に衝突してしまいました
足にアイゼンが当たりパンツには小さな穴があいてしまいました。
大丈夫かなと思っていたら・・・・
パンツの中をみてみると、タイツがこんなにも破れていました。
中には切り傷が・・・
わ~~~ヽ(´Д`;)ノ
びっくりました(´;ω;`)
傷は深くはなかったですが、
すぐに応急手当てをして・・・☆
本当、大けがにならなくて良かったです・・f´ー`;)
そして、その後は休憩をとりつつ・・・
会話を楽しみながらゆっくり下山しました(*´ー`*)
13:30 中房温泉登山口到着
下山のコースタイム約3時間半。
重い荷物を背負って、
足や体にきて2人はもうくたくたでした。
『よくがんばったね~~~』
2人でハイタッチ( *´ー` 人 ´ー` *)
おつかれさまでした☆*
最初は不安でいっぱいだった残雪期の燕テント泊。
ハプニング、アクシデントいろいろあったけど
素敵な景色をたくさん見せてくれて最高のハイクになりました
燕岳・・・また来るね(*´ー`*)
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